なんとなくなカットから卒業できる美容師講習！

１、なんとなくカットしている

日本カットアカデミーの美容師講習に参加される際には、必ず講習に参加される理由を伺っています。

スタイリストの方の参加理由として非常に多いのが「なんとなくカットをしてしまっている」ということです。

なんとなくカットをしていると、いつまでたっても自信が持てず、更には後輩への指導も曖昧なものになってしまいます。

でも実際は、なんとなくでもヘアスタイルは作れてしまいます。今までの経験の積み重ねで形を作ってお客様に提供して。なんとなくでもなんとかなっているけど…。

この「なんとなくカット」を続けているとどうなるかというと、

・いつも同じ側が長く残ってしまう

・いつも似たようなスタイルばかり作っている

・積極的な提案が出来ない

・後輩への教え方がわからない

などいろいろな壁を感じるようになります。

そしてなにより、カットに対して不安な思いがあるので自信が持てないのです。

カットをちゃんと理解して、カットを楽しめるようになりたい！自信をつけたい！

そう思って参加されています。

なんとなくカットを卒業するには、まず理論を理解します。

日本カットアカデミーのカット理論はとてもシンプルなのでわかりやすく学べます。

ただ、理論が理解できていても、それ通りにカットできていなければカットが出来ているということにはなりません。

理論通りにカットするためには、基礎的なことが大切になります。

例えば、サイドにボリュームをもたせたショートスタイルを作るときに、ボリュームをもたせたいからサイドを45度でカットしよう！と考えたとします。

ですが、実際カットしてみたら、45度だと思っていた角度が実は30度になっていたり、反対は60度になっていたりしたらイメージしたスタイルとは変わってきてしまいますよね。

それでもなんとか帳尻を合わせようと他のところでなんとなくあわせていく…。

そうではなく、45度の角度で正しく切れているか？パネルはオンベースでひきだせているか？目線はしっかり下がっているか？等を細かく見直すことで左右のフォルムや長さの違いがなくなってきます。

そしてイメージしたスタイルを理論をもとにしっかり作れるようになると、自信がわいてきます。

なんとなくなカットを卒業するには、しっかりと理論を理解した上で、技術の細かい部分を大切にしていくこと。

小さいことの見直しの積み重ねで、なんとなくではなく確信をもってスタイルを作ることが出来ます。

そうなるとカットがどんどん楽しくなって、仕事に対する積極性がグッと上がりますよ！

自信がついて、美容の仕事が楽しさであふれます！そんな体験をしたい方は、一度、体験講座に参加して、カットの楽しさを実感してください。

著者　日本カットアカデミー　安澤智美